正式な洋風の宴というのは、ディナー、つまり正餐ですから、席に着くとすぐ食事ということになります。
食事が終わり、デザートに入ったときに、披露の諸々のプログラムが進行されるのです。
ですが、食事中には何も行なわないということになると、過密ダイヤの披露宴会場ですから、時間の余裕がなくなり、祝辞や余興も数を制限しなければなりませんし、お色直しの時間も充分にとれなくなるのでしょう。
これでは、余裕のないきまりきった披露宴になってしまいます。
従って、実情には合わないので、次のような順序で披露宴を行ないます。
（１）司会者の開宴のあいさつ
（２）媒酌人のあいさつと新郎・新婦の紹介
（３）主賓による祝辞
（４）乾杯
（５）ウェディング・ケーキのカット
（６）お色直し
（７）食事の開始
（８）祝電の披露
（９）来賓各位による祝辞
（10）友人たちによるお祝いのスピーチ
（11）余興
（12）両親による謝辞
（13）新郎・新婦による謝辞
（14）司会者の閉宴のあいさつ
このように、アレンジして披露宴を行ないます。