乾杯・スピーチの仕方

◆乾杯をするときは、隣り同士だけでなく、周囲の人とも祝杯をかわす
乾杯の合図で起立したあと、乾杯までにちょっと時間のあることがあります。

乾杯の音頭をとるはずの方が、突如として祝辞、スピーチにはいってしまわれるのです。

だから、発声の寸前までは決してグラスを手にとりません。

手に持ったままでは、せっかくのシャソパンも温まってしまいますもの。

こんなことのないよう、司会者のほうでも、お願いするときに、あらかじめ、「乾杯だけでして・・・・」と上手に、申し上げておきましょう。

乾杯のときは、隣りの人同士だけでなく、周囲の人たちとも祝杯を交わすようにしましょう。

「乾杯」の発声のときのひと言は、おしゃれなあなたの個性を品よくまとめてください。

◆司会者は、食事中にスピーチを頼まないほうがよい
花嫁がお色なおしをして席に帰ると、スピーチにはいります。

しかし、「どうぞ召し上がりながら・・・・」というのは、話す人に対しても、聞く人に対しても、失礼なやり方だと思います。

食事の間じゅう、のべつまくなしにスピーチのある披露宴に出席したことがあります。

スピーチを指名されたものの、食器のガチャつく音や客同士の談笑の声にさまたげられて、とてもやりづらくて不愉快でした。

来賓の祝辞は新郎新婦側各一、二名ずつにして食事前にすませ、一般の友人関係のスピーチは、お色なおしが終わって、食事もデザートコースにはいってからにしたほうがよいと思います。

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