依頼に出向くときは本人も同行する

日ごろは暦などあまり気にしない人でも、こと゜縁談となると、大神宮様の暦を引っ張り出してきて、吉日だとか、恵方だとかにこだわるものですが、たとえ仏滅であろうと、結婚式場がにぎわう現代です。

そういうことにこだわる時代ではありません。

双方に都合のよい日が吉日です。

あらかじめ先方と打ち合わせておいて、約束の日時に先方を訪問します。

約束の日時を守ることこそエチケットで、あまり早すぎても、遅すぎてもいけません。

一時間も早く行って、まだ客を迎える準備の整っていない相手をあわてさせたり、あまり遅れて、相手方をいらいらさせないようにしましょう。

遅れまいとして早めに家を出たため、早く着きすぎた場合は、途中で少し時間をつぶして、定刻に到着するくらいの心がけが欲しいものです。

依頼に伺うときは、親だけでなく、本人も同行するべきです。

先方が本人をよく知っているような場合は、母親だけで行くこともありますが、そうでない場合は本人を知ってもらうためにも、同行するのが本当でしょう。

依頼に出向くときの服装は、あまりぎょうぎょうしいものは避け、失礼でない程度のもの、たとえば女性の場合、和服なら品のよい感じの訪問着、小紋など、洋服も和服同様、品のよいスーツ、ワンピースなどがよいでしょう。

先方の家族がみんなでいただけるような菓子折りとか果物などを持参し、用件がすんだら、早めに引き上げるようにします。

先方と日ごろから付合いがあっても、長居することはエチケット違反です。

結婚相談所