スピーチ代わりの歌について・知らない人同士の場合

◆披露宴では、スピーチ代わりの歌は、よほど上手な人だけにする
披露宴会場はカラオケボックスではありません。

それこそ、会場がピシッと締まるようなすばらしい歌で、二人の門出を祝えるのならともかく、スピーチ代わりに、といって下手な歌はやめてください。

かえって新郎新婦及び近親者に失礼になるということを知ってください。

司会者はそのあたりを確かめておきましょう。

ところで、すてきなパパの話を一つ。

娘が嫁ぐ日のためにと、ヴァイオリンを習っている人がいると聞きました。

できれば花婿さんも加えて、家族のコンサートをして、披露宴の招待客にお礼をしたいのだそうです。

因みに、この娘は六歳になったばかり。

未来の花嫁を思う、慈愛深い父親のいいお話ですね。

◆披露宴の席では、知らない人同士でも、積極的に話し合うこと
披露宴に出席するのは大きらいという人が案外います。

知らない人の間にはさまれて、フルコースの料理を、テーブル・マナーを気にしながら、ただ黙々と口に運ぶ・・・これでは肩がこるだけというのがその言い分です。

披露宴では、招く側はいつでもこの点にとくに気をつけて、知り合いを隣り合わせの席にすわらせるなり、あるいは隣り合ったはじめての客同士を紹介したりすべきですが、なかなか手がまわりかねます。

知らない同士でも隣り合わせにすわったら、自己紹介して楽しく話し合いましょう。

「花嫁さん、おきれいですね」とでもなんとでも、その気になれば共通の話題にはこと欠かないはずです。

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