挨拶回りはどう行なうか・仲人への謝礼

・挨拶回り
新婚旅行から帰ったら、さっそく、仲人宅へお礼に行かなければなりませんし、双方の実家へも挨拶に行かなければなりません。

また、結婚にあたって世話になった人たちへのお礼や、結婚祝いをもらいながら、披露宴に招かなかった人たちへのお返しもしなければなりませんし、まだ、結婚を知らせていない知友へ結婚通知状も出さなくではなりません。

・仲人への謝礼
結婚式がすんだら、なるべく早く仲人宅へお礼に行かなくてはなりません。

新婚旅行に出かけた場合は、その旅行中に、両家の両親がそろってお礼に行くのが普通ですが、本人たちも、旅行から戻ったら、土産などをもって、ふたりそろってお礼に出かけます。

仲人への謝礼は、見合結婚の場合で、結納金の二~三割程度といわれていますが、世話になった度合や仲人の社会的地位なども考慮して、両家で話しあって、額をきめ、両家で半分ずつ負担します。

いわゆる恋愛結婚で、名目だけの仲人の場合、むろん、それ以下でよく、親しい間柄なら、名目だけの謝礼でもよいわけです。

仲人がどうしても現金を受取ってくれない場合や、現金を届けるのはかえって失礼だと思われる場合は、相当額の品物を贈ってもよいわけです。

これらの金品の包み紙には、のしに紅自の水引をかけ表書きの上にはく御礼>、下には両家の姓を並べて書くのが昔からのしきたりですが、いまは、新郎の姓名と新婦の名を並べて書く例も多いようです。

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