スピーチについて

◆司会者は、スピーチする人に、あらかじめスピーチの内容を聞いておく
スピーチをお願いする人の数は、両家の交際範囲のちがいによって、うまくバランスのとれない場合もありますが、なるべく両家同じにするのが理想的です。

司会者は、スピーチをしてもらう人が出席しているかどうかを確かめ、前もって承諾を得ておきます。

そして「何番目にお願いします」と順番を知らせ、同時に、話の内容を聞いて、同じような話がダブらないように配慮します。

披露宴で新郎の学生時代の友人などが、よく当時の新郎の素行をすっぱぬくことがありますが、これはほほえましい話題に限ります。

ゆきすぎて悪趣味にならないよう、くれぐれも注意してください。

◆披露宴のお祝いのことばは、一分を超えないこと
披露宴のお祝いのスピーチは、まず言葉遣いを明瞭に。

話した意味がすぐわかる、やさしいことばで話すことが第一です。

しかし、一方では、全体にわかりやすく話そうとするあまり、俗っぽいことばや隠語など、くずれたことばを使うと、話全体の品位を落とすことにもなります。

十分注意のうえ、ことばを選ぶことが大切です。

スピーチの時間は、一人一分以内(実質五十秒くらい)のつもりで、用意すればよいと思います。

なお、一分間は、四百字詰めの原稿用紙一枚をゆっくり読む程度の時間です。

あらかじめ原稿用紙にスピーチの文章を書き、声を出して読み、時間と文章を加減しましょう。

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