◆見合い結婚と恋愛結婚
これから先何十年もの長い年月を、ともに有意義に暮らしていけるかどうかとなると、また別の観点からの考察も必要となってきます。
結婚生活は二人だけで成り立つというものではなく、周囲をとりまく人々との折り合いをどうするかといった、現実的な側面も問題になります。
結婚に際して、なにか障害があれば、それを克服しなければなりませんし、それが恋愛結婚の場合によくありがちな葛藤ということになります。
また、結婚後、よきパートナーとして協力し合い、家庭生活を維持していくため、基本的な考え方にくい違いがないか、客観的に判断し直すといった姿勢も欠かせません。
見合い結婚も恋愛結婚も、それぞれ長所と短所がありますが、短期間の交際では、相手の一部分しか見えないものです。
お互いによく話し合いを重ねて、納得のいく状態にもっていくべきでしょう。
いずれの場合も、しっかりした結婚観を持ち、将来に対するビジョンを明確にして対応することが大切です。
◆見合いの断り方
見合いはしたものの、気乗りせず交際をする気になれない時、上手に断るのは大変難しいことです。
断る時は、交際を希望する時よりも早く仲人に申し出るべきでしょう。
返事を遅らせて、先方から交際を希望する旨を伝えてきてから断るのは、失礼になります。
断りは直接本人にではなく、仲人を介して行います。