■開宴のあいさつと自己紹介
新郎新婦が席に着き、拍手が静まったら開宴のあいさつをする。
このとき簡単に自己紹介をし、参列者に進行にあたっての協力もお願いしておく。
例「本日はご多忙のところお越しくださいまして、誠にありがとうございました。
これより○○、○○両家の結婚披露宴を開宴させていただきます。
私は新郎の高校時代からの友人で○○と申します。
本日の進行をおおせつかりました。
なにぶん若輩でございますので、不行き届きの点も多くあるかとは思いますが、皆様のご協力を仰ぎまして、精いっぱい務めさせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。」
■媒酌人の紹介
媒酌人の名前、肩書、新郎新婦との関係などは決して間違えないこと。
これは、以後のスピーチや余興の依頼についても同様の注意が必要である。
媒酌人があいさつするときは、新郎新婦、両親は起立し、司会者は率先して拍手する。
例「それでは、恒例によりまして、ご媒酌の労を賜りました加藤○○様より、新郎新婦のご紹介、お言葉をちょうだいしたいと存じます。
加藤様は新郎が勤めております○○商事株式会社専務取締役をなさっておられます。
新郎が入社以来、事あるごとに相談にのられていらっしゃるそうです。
それでは加藤様、お願いいたします。」