■祝電の披露
食事中のころあいを見はからってさりげなく披露する。
どの電文を披露するかは、前もって新郎新婦および両家と打ち合わせをしておくこと。
電文はあらかじめ目を通し、よどみなく読めるようにしておく。
同文のものは発信者、発信地のみを紹介する。
■謝辞の依頼
披露宴の締めくくりとして、当事者側(両家を代表して新郎の父親、または新郎)が述べるあいさつなので、司会も丁重な態度での紹介が望ましい。
例「なごやかに皆様から祝福をいただいておりますうちに、いつの間にかお開きのときが近づいてまいりました。
ここで両家を代表いたしまして、新郎の父上より、ご列席の皆様にごあいさつがございます。」
■お開きのあいさつ
あいさつの要点は、参列していただいたことへの感謝と、いたらなかった司会についてわびることである。
また、新婚旅行の行き先と日程、出発時刻などを知らせれば、より親切といえよう。
例「心残りではございますが、これをもちまして、○○、○○両家の結婚披露宴をお開きとさせていただきます。
未熟な司会ではございましたが、皆様のご協力のおかげをもちまして、無事大役を果たすことができました。
厚くお礼申し上げます。
なお、新郎新婦は、明日の○時○分に成田空港より、一週間の予定でハワイに出発いたします。
楽しいハネムーンとなるように、もう一度心よりの拍手を送りたいと思います。
皆様、本日は本当にありがとうございました。」